プロが教えるエアコンの取り外し方法
リサイクル業者やエアコン買取業者に取外しを依頼すると取外し料金が発生します。エアコンの処分にできるだけ費用をかけたくない場合は自分でエアコンを取り外すことができれば取外し費用を抑えることができます。
「DIYが得意なのでエアコンの取り外しを自分でやりたい」
「エアコン処分費用をできるだけ抑えたい」
という方向けにこの記事ではエアコンの取り外し方法をわかりやすく紹介しています。
エアコン買取わくわくではエアコンの取り外し・回収はもちろん、取外し済みエアコンの買取も行っております。取り外しが不安な場合はわくわくへ取外し工事をご依頼ください!
お問合せはこちらから
【10STEP】エアコンを取り外し方
エアコン室外機のカバーを外す
室外機のカバーを外すと電源コードや配管パイプが見えます。この段階ではまだ電気が通っているので、感電防止のため注意深く電源コードに触れないように注意してください。
バルブキャップを外す×2
室外機のカバーを外すと見えてくるバルブキャップを2つとも六角ナットをモンキースパナなどを使って外します。
キャップを外すと銅色に輝くバルブが見えます。
強制冷房運転でポンプダウン
ポンプダウンとは
エアコン室内機や配管パイプ内に残っているフロンガスを室外機に閉じ込める作業をポンプダウンと言います。ポンプダウンを正確に行わなければ事故に繋がる可能性があります。また、ポンプダウンをしなければ再利用する際にガス補充を行う必要があり、余計な出費が発生します。エアコンを売る際にも買取査定額が下がる要因となります。
強制冷房運転をしてポンプダウンを実施します。寒い冬などではファンが回らない可能性があるので、冷房運転ではなく強制冷房運転をする必要があります。
送り側バルブを閉める
送り側バルブを閉めることによって室内機側の冷媒ガスを室外機に回収することができます。送り側バルブの閉め方は六角レンチで右回しで閉めることができます。
強制冷房運転を2~3分程度続けると室外機に冷媒ガスを送り込むことができます。
受け側バルブを閉める
受け側バルブを送り側バルブと同様に閉めて、冷媒ガスを室外機に完全に閉じ込めることができます。
これでポンプダウンは完了です。
エアコン運転を停止
ここまでは強制冷房運転をしていましたが、エアコン運転を停止してください。
その際に室内機側のコンセントを抜きます。後の工程で電源コードを切断するので、感電防止のために必ずコンセントを抜いておくことを忘れないようにしてください。
バルブキャップを閉め、配管を外す
バルブキャップを軽く締めて、モンキースパナを使って配管を外します。
2本配管を外すたびに『プシュー』と一回音がしたらポンプダウン成功です。この際に『プシュープシュー』と音が連続するようならポンプダウンは失敗しています。前の工程に戻ってポンプダウンを再度実施してください。
電源コードを切断する
室内機と室外機をつなぐ室外機側にある電源コードを切断します。感電の恐れがあるのでコンセントが抜かれているか必ず確認してから切断してください。
室外機を撤去する
電源コードを切断すると室外機は完全に分離されているはずです。
周囲の環境に注意しながら室外機を撤去してください。
室内機を撤去する
室内機側についている配管ではなくつないでいる側の配管を切断して室内機を撤去します。
この際、壁についている背板も併せて撤去すればこれにてエアコンの取り外し作業は完了です!
エアコンの取り外し方法まとめ
エアコンの取り外し方を10STEPに分けて紹介しました。DIYや日曜大工が得意な方ならできそうな内容だったのではないでしょうか?
エアコンの取り外しには危険がつきまといます。「自分には難しそうだ」と感じたらその段階で手を止めて専門業者に依頼して安全に取り外し作業をしてください。わくわくでは取り外し作業をお受けいたしております。
もちろん取外し済みのエアコンであれば取外し費用分を還元した上で買取をさせていただきます。まずはお気軽にご相談ください!